2021/10/20 animal search

animal search

東京都内某所。
知的好奇心と探究心を満たす為、そして精神の休息の為に、「とある川」にやってきた。
本日よりここを拠点に、定期探索を開始しようと思う。

※動物の生息地に配慮し、場所は伏せています。
※堅い事言ってますが、ただの散歩です。

○前日雨、本日晴れ。雨のせいか川が少し濁っているように感じる。
○草刈りが行われており、かなり見通しがいい。

11:42 現地に到着。駅から一番近い階段を降り川へアプローチ。

・階段降りてすぐ、対岸のコンクリートの上に、恐らくアカミミガメ2匹を発見。
 かなりリラックスした様子でバスキング中。
 しかしカメラを構えると一匹が私の存在に気づき川へダイブ。
 対岸まで10m以上はあると思うのだが、すごい警戒心だ。
 しばらく残りの一匹を観察する。
 第一発見の生き物がカメでとても嬉しい。

私の様子を気にしつつ……
完全リラックスモード。手前の川に映る点はもしや……

・スタート地点足元には、計3つのモグラ塚を発見。
 野生のモグラをまだ一度も見たことがないので、今後見れることを期待する。

十分のんびりしたところで、上流方面へ向かっていよいよ出発。

・セグロセキレイだろうか?いや、ハクセキレイか……?
 下流方向へ飛んでいくのを見た。更に進行方向にも同じ種であろう鳥が2羽。

・そのセキレイを観察中、大きめの鳥が2羽上空通過。
 流石に誰かは、今の私の知識では分からなかった。

・川端にコサギを発見。
 しかし私に気づくとそそくさと対岸へ移動。

☆コサギ・チュウサギ・ダイサギと、サギは絶妙に見分けが難しい。
 季節は仮に冬として、嘴が黒、足先が黄色という点で、コサギと判断。
★夏と冬でも見分け方が変わるので、サギの違いを皆さんも調べてみて下さい。

・恐らくツマグロヒョウモンを発見。

・その地点から7分程歩いた所に、割と立派なモグラ塚を発見。
 一つずつ記録はしていないが、ここまでの道中にも数個は確認している。

・川を泳ぐ2羽のカルガモに出会う。

・少し先を歩くと、割と近づいても逃げないセキレイが目の前に。
 ハクセキレイセグロセキレイの見分けが今の私ではまだ未熟なので、これからじっくり同定できるようにしていきたい。
 この川には、セキレイが多くいる印象。

・同場所にカルガモ2羽。

・橋の下に差し掛かる。その日陰から上流を見ると、たくさんのカモ類が。

正直に言うと、全部カルガモだと思ってました。

カルガモのお父さん、お母さん、子どもたち。
と、ものすごく安直に考えていたのですが、よくよく調べるとどうやら違うようで。
そして冬が近いということで更にややこしいことに気づきました。

初心者ながら、色々調べて恐らく……
左4羽がカルガモ。中央手前が1羽がマガモ。中央奥1羽がマガモのエクリプス。右3羽がカルガモ
という感じでしょうか……?

今回改めて、いや初めて、カモの奥深さを実感しました。
今後要観察です。

★エクリプスについて、興味のある方は調べてみて下さい。
★この写真から同定できる方、メールお待ちしております。

・コサギではないサギを発見。
 恐らくチュウサギダイサギ
 川の真ん中の草地で佇む

☆冬が近いので、嘴が黄色、足が黒なのを見るにダイサギかチュウサギに違いないのだが、実際に見たのは初めての為大きさの比較ができずどちらか分からない。

奥にはカルガモとエクリマガモ?

・その少し先の木の陰で、カモ類が8~10羽休んでいる。
 フィールドに居る時点ではカモは全部カルガモだと思っていた為、写真撮影を怠る。
 次回からはちゃんと記録に残そうと反省。

・対岸に、ハクセキレイキセキレイを確認。

画面中央、上にいるのがハクセキレイ。水辺にいるのがキセキレイ。

・このメモをしている最中、恐らくクロアゲハらしき蝶々が私に近づいてきた。
 残念ながら写真は撮れず……。

カモ類4羽。(次回はちゃんと撮影して同定すると誓う)


12:45 休憩


約一時間をかけて、川沿い上流に向かってひたすら歩いた結果、想像以上に多くの生き物を発見できました。
自分のペースで歩き、誰にも邪魔をされずに生き物観察ができるのは本当に幸せです。
気持ちの良い太陽の下、持ってきたおにぎりをゆっくり食べていると、うっかり50分も休憩してしまいました。
そろそろ出発しましょう。


13:39 休憩終了。出発。

・暫く歩くと、ムクドリが地上で何かをついばんでいるのを目撃。
 しばらく観察。結構歩きまわっている。

進行方向にいる為、後をつける形に。
割と近づいても逃げない。

・撮影中、川の上を恐らくキセキレイが2羽、追いかけっこをする様に行ったり来たりする。

★セキレイの飛び方はとても特徴があります。是非調べてみて下さい。

・羽を大きく広げる、恐らくカワウを発見。

本当に、圧倒される雰囲気を放っている……。
もっとよく観察したい。
気づかれないように、めちゃくちゃ慎重に近づく。
息を呑む美しさ。そしてかっこいい。しばらく観察。

・カワウの近くにカルガモが2羽泳ぐ。
 更に奥にも、小さめのカモ類を4羽確認。
 (あぁ、写真……)

モグラ塚多発地帯を発見。
 この辺りからモグラ塚が無視できなくなる。

・コサギじゃないサギを発見。
 前述と同じくチュウサギダイサギだ。

☆仮にこの個体をダイサギだと仮定して、実は前述のダイサギが私の進行方向へ飛んで行っているので、もしかしたらそれと同じ個体なのかもしれない。

ここまで近づけたのは初めてだ。

・この観察前後で、カモ類3羽+2羽確認。

・更に歩くこと11分地点で、またもやカモ類3羽確認。
 本格的にカモが多く見られるようになってくる。
 撮影せずに本当に後悔……。あぁ、同定したい。

モグラ塚7個密集地帯を発見。

☆モグラの分布的に、恐らくアズマモグラだと思う。
 私の記憶が間違っていなければ、以前モグラについてアドバイス頂いた先生から、モグラの巣は大体50m四方あると伺ったことがある。
 単純に考えて、特徴的なモグラ塚から約50m四方に一匹のモグラがいると考えれば、この川沿いに大体何匹のモグラが生息しているか予想できるかもしれない。
 今後要観察だ。

そこにいるのに見れないもどかしさ

○少し歩くと、「通行止め」の案内と規制ロープが。
 川沿いを歩くのを諦め、道路(歩道)へ移動しました。
 上流方向へ向かって右側の歩道上から、川を見下ろしながら進みます。

・川を横断するため橋を渡ろうとしたが、橋の上から白黒の猫を発見。恐らく野良猫。この川に住み着いているのだろうか?

物凄いカメラ目線です。

・カワセミが低木に止まり、川へダイブし狩りをしている。
 いつか写真に収めたい。

・カラ系……恐らくヒガラもしくはシジュウカラも低木に止まり、こちらと対岸を行ったり来たりしている。

キジバトの鳴き声がするも姿は見えず。

コサギ1羽とカルガモ2羽が採餌中。
 コサギは忙しく動き回り、足をブルブル動かしている。

☆コサギが水中で足を小刻みに震わせ、泥や草の中に隠れている小魚等を見つけて捕食することを、パドリングと言うらしい。

日が陰ってきました。
うーん。画質が悪い……。動画については、もう少し研究してみます。
クオリティアップできたら、差し替えるかもです。


○通行止めポイントが終点となり、再び川辺へアプローチ。


・ゴールに指定していた公園が近づく。
 カルガモ4羽確認。

・橋の下を通過中、鳥の羽を発見。
 恐らく風切羽1枚胸羽3枚
 うーん。何の鳥の羽だろうか。分からない。

鳥の羽図鑑が欲しいな……。

・草地に目を凝らすと、何かのきのこを発見。

☆きのこはどんなに調べても種類が同定できなかった思い出があり、今回も例に漏れず何のきのこか同定することが出来なかった。
 知る時が来るのを待とう。


・公園内。恐らくカルガモ7羽確認。

なんかかわいいな。

15:33 公園終着。


〜今回の反省点〜
カモの種類を甘く見ており、全部カルガモと思い込んで記録してしまった。
写真撮影を怠ったのもあり、自宅での同定作業が出来ずとても悔しい。
次回からはしっかり観察し、写真も撮るようにしよう。

〜発見した動物合計〜
アカミミガメ2匹 モグラ塚約12~20個 ハクセキレイ5羽 キセキレイ3羽 謎の鳥2羽 コサギ2羽 ツマグロヒョウモン1匹 カモ類54羽 ダイサギ2羽 クロアゲハ1匹 ムクドリ1羽 カワウ1羽 野良猫1匹 カワセミ1羽 カラ系数羽 キジバト1羽 謎の鳥の羽 謎のきのこ
※あくまで種は暫定です。
※容量節約のため、全ての写真はクオリティを圧縮しています。

以上です。
画面越しですが、一緒に動物観察をしている気分になって頂けましたら幸いです。
私の観察方針は、捕まえず現状のままの動物を観察することなので、毎月通って少しずつその動物について知っていきたいと思っています。
写真もなるべく動物と環境を一緒に撮影しているので、動物との距離感や大きさ等を感じて下さい。

いつか正式に、どこかの森にトレイルカメラを仕掛けたい。
それが私の密かな夢です。

次のブログでお会いしましょう。
それでは。

Thank you for visiting my blog.



Top page
Blog list

writing 2022/05/14

タイトルとURLをコピーしました